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発行人:恒川洋
編集スタッフ:岡部明美 五十部富美子 田島亜矢子 高橋淳子
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1.はじめに
本年の6月で、東海ホリスティック医学振興会は発会後7年目を迎えます。
この6年の間に、私は実に多くのホリスティックな療法の専門家の方々の知遇を得、実際に体験しながらそれぞれの理念、考え方などを勉強させていただきました。
その経験を基に、いま指針を喪失し、混迷に向かいつつある日本の医療におけるホリスティック医学の役割や位置づけなどにつき、本号と次号の二回にわたり、当振興会発足の経緯も絡めて具体的に提言したいと思います。
2.科学の世紀からホりスティックな世紀へ
21世紀まであと数年、いよいよ、科学の世紀と呼ばれた20世紀も終わりを告げようとしています。
近代科学は、人類にあらゆる分野で未曾有の進歩と飛躍をもたらしました。意識する、しないは兎も角、いまや文明国に住む人間にとって科学という極めて便利で、分かりやすい[モノサシ]なしには一日も生きられないと言っても過言ではないでしょう。
特に、近代科学の申し子と言うべきコンピュータの出現は私たちの生活そのものを変えてしまう程の勢いであり、会社のみならず家庭にも普及しはじめています。コンピュータにのめり込んでいる人達の数も計り知れません。いわゆるコンピュータおたくであり、友達と遊ばないでファミコンに然中する子供たちです。
人気のファミコンソフトを買い求めるために狂奔する人々の異常さは社会現象にまでなっています。
専門家の中には、インターネットに象徴される情報の国際化はコシピュータの存在なしには考えられず、好き嫌いの問題ではなく、コンピュータが扱えない人はマルチメディアの時代である21世紀に生きる資格はないとまで言い切る人もいます。
しかし一方で、科学は、かって人類が経験したことのない地球規模の様々な問題や弊害の要因にもなりました。地球環境が間題になると共に、科学に対する疑問や批判の声が上がり始め、様々な動きが興ってきました。
例えば、1960年代の欧米で科学至上主義に異議を唱え、アンチ西洋科学の思想として始まったニューエイジ運動、ニューサイエンス、そして近年の新宗教あるいは精神世堺への関心の高まり。日本でも精神世界やオウムを始めとする神秘主義的なカルトに興味を示す若者たちの数は少なくありません。
こんな時代背景の中で、近代科学と共に発達してきた西洋医学を基本とする現代医学に対しても、多くの疑問や問題点が指摘され、様々な提言がなされています。ホリスティック医学もその一つです。
ホリステイツク医学は先に紹介したニューエイジ運動の一つであるホリスティック運動を端緒としています。西洋の近代科学至上主義に対するアンチテーゼとして生まれた考え方であるため、元来アンチ近代科学、アンチ西洋医学という思想的背景を持っています。
西洋医学の特徴である最先端の科学技術を駆使した検査機器や治療法、とくに化学的に合成された薬の投与などに対する強い拒否感があります。したがって、なるべく機器や化学物質を使わずに、自然治癒力を高めて病気を治せないかと考えます。
この観点で、ただアンチ西洋という意味ではなく、中国やインドの伝統的な東洋医学に深い関心を寄せ、タオイズム(道)や禅など東洋思想の影響も受けています。
3.ホリスティック医学とは、単なるアンチ西洋医学にすきないのか?
このアンチ西洋医学の色合いの濃いアメリカのホリステイヅク医学が、1980年代に日本に紹介されてくると、現代西洋医学に対して疑問や不信を抱いていた一部の医寮者や療法家の中に共感を引き起こし始めました。
その頃、私はこの新しい医療を目覚ましい進歩の裏側で、いろいろな部分で行き詰まりやほころびを露呈し始めた西洋医学の弱点を補う、相補的な概念として捉えました。
しかし、前述したように本来アンチ西洋医学という立場から出発したものだけに、それまでの西洋医学に対する不信感をホリスティックという言葉に置き換えた、西洋医学無用論あるいは東洋医学至上主義を唱える声高な人達も多くみられました。
ある学術集会の席で、自分のデータを基に研究成果を発表した医師に対し、「何かと言えば、データ、データと、データにこだわる姿勢こそが治療者にとって最も大切な直感カを失わせている元兇なのだ」という発言があり、「そうだ、そうだ」「その通りだ」という声をきっかけにして会場全体が大きな拍手に包まれたことがありました。中には、立ち上がって拍手する人すらいました。
あたかも、科学的なデータを重視する姿勢が西洋医学の基本的な問題点であるかのような発言とそれに賛同し、反論する余裕すら与えない嵐のような拍手。まるで狂信的な新興宗教の信者の集会の中にまぎれこんでしまったような違和感と疎外感。私は、異常な雰囲気の中で孤立しながら、違う、違うというように数回、首を小さく横に振った医師の深い哀しみに満ちたまなざしが、いまでも忘れられません。
この発言者の指摘自体は、ある意昧で西洋医学が客観的であろうとしてデータに頼りすぎる傾向や、医学は科学だとして、科学のみで医療のすべてが解決するかのように考えている医療者たちに対して警鐘を鳴らすものとして一考の余地があるかもしれません。
ただし、その指摘に対して情緒的に反応するのではなく、あくまで冷静に理性的に討議することが学術会議の基本的なルールでありマナーではないでしょうか。
この人達は、科学や西洋医学が、人間の主観の不確実性をできるだけ排除するためにデータを基にして体系化されたものであることを忘れ、まさに客観的でなく主観的に、感情的に、簡単に否定してしまっている。
これは危険だ、このままだと西洋医学を相補して、その弱点をブレイクスルーできるかもしれない可能性を秘めたホリスティックという概念が、西洋医学は×で東洋医学は○と言った、単純な二者択一的な西洋医学無用論にすり替えられてしまうかもしれない。
いかにアンチ西洋的発想がホリスティック医学の原点にあったとしても、日本という西洋とは異なる風土、文化を背景に発達して来た日本独特の西洋医学と、ホリスティックな理念の融合が可能かどうかを直感で、短絡的に判断するのは早計ではないだろうか。
背筋に寒いものを覚えた私は、ホリスティック医学の利点と弱点を十分に研究、吟味し、日本の医療の中に取入れられるかどうかを検討するための会を早急に創る必要性を痛感しました。
また、一部の問題意識を持った医療者や療法家ばかりでなく、医療の現場にあって日々苦闘しながらも誠実に診療を続けている多くの医寮者、さらに患者、家族にもホリスティック医学の理念を正しく理解し、実践してもらわなければならないと考えました。こうした経緯から、東海ホリスティック医学振興会が誕生することになったのです。(以下次号)
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Q:50歳の会社員です。人間ドツクで脂肪症・高脂血症・高尿酸血症がみつかり、細かい栄養や生活の指導をされましたが、体調もいいし、症状もないので指示通りにはできません。薬も貰いましたが忘れることが多くほとんど飲んでいません。今後も通院が必要なのでしょうか?
A:古澤 敦(古澤クリニック院長、当振輿会理事)
中高年の方で、ご自身の体重が気にかかっておられる人は、大変多いと思います。毎年増えるウエストサイズ、運動といえば月2回のゴルフ、仕事上のストレスが多く、帰宅するとビールを飲んですぐにやすんでしまう。
そんな多忙な毎日の中で、病院に毎月1〜2回通院し内服薬を処方されても長続きしない。現代のサラリーマンの平均的な生活パターンの中に知らぬ間に病気がしのび込んでいます。
ところで、人間ドックでチェックされた軽渡肝臓障害(多くは脂肪肝)、コレステロール、中性脂肪、尿酸値の異常にどの様に対処すべきなのでしょうか?
まず、ご自身の20才のころの体型を思い浮かべて下さい。何kgの体重増加がありましたか?ストレスは適度に発散されていますか?外食は多くありませんか?
この様な状態を長期放置することで体中の血管はもろくなり、最終的に脳・心・腎臓の重篤な病気を将来招くことになるのです。
私はまず謙虚にご自身の状態を考えいただいた上で、次のことをお勧めします。自身の標準体重(標準体重=22×[身長(m)]二乗)、体脂肪率を知っていただき、3ヵ月ごとの目標を立て減量する。
A今までの食生活を振り返り、つねに腹8分目をこころがけ、栄養のバランスに注意する。大半の方は食物繊維の多く含まれた食品や野菜類の摂取量が少ない様に思います。また、肉類にかたよることなく魚を食べる機会をなるべく多くし、できるだけ間食を避ける。
B歩く(速歩)ことを習慣づけ、買い物や出勤時に最低30分は実行する。
@、A、Bをまず実行していただき、3ヵ月後にもう一度検査を受けてみられたらいかがでしょうか。
ご自身の健康は、努力されて得られるものと思います。

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A:船戸崇史(船戸外科内科クリニック院長)
質問者の方(以下Aさん)が、少なくとも、医師より通院加療をすすめられ、食事指導を受けたということは、Aさんの疾患が、西洋医学的にみて、かなり高いデータであったと考えられます。
しかし、Aさんは通院を望んでいないわけですが、その理由について私なりに考えてみますと以下の3つが考えられると思われます。
@告知された疾患に対するAさんの認識A医師とAさんの信頼関係。B医師の疾患に対する認識。今回の質問は、疾病を熟知した医師より病名と十分な説明を受け、その医師の信頼関係はあるとしたうえで、@を中心に私の考えを述べたいと思います。
@の告知された疾患に対するAさんの認識とは、まず疾患そのものが、仮に癌であったら、きっと“体調もいいし、症状もない"からというお断わりはありえなかったと考えます。
つまり、脂肪肝や高脂血症、高尿酸血症は放置により直接的に死には.至らないだろうというAさんの疾患に対する猶予感覚があり、その上に、もし仕事が忙しかったり、診療時間との調整が困難であれば、より治療には気が進まないと言うことになったのではないかと思われます。
大切なことは、『病は呼びかけ』という視点を是非持って頂きたいということです。かつては自覚症状でしか病気を察知し得なかった私達は、医学の進歩により(または、現代の日本に生まれたことにより)、より早期に発見し得る恩寵を得ました。
ですから、現代医学は、それを放置したらどうなるかを客観的、統計的データを持っているわけですから、疾患そのものをます自分と切り離してよく学ぶことが大切だと思います。次に、現状をよく受けとめることが大切です。そして初めて自分の生活習慣や食癖の再点検へと進むのだと思うのです。
ご質問は、通院が必要ですかという事ですが、それは病気の呼び掛けを自分なりにしっかりうけとめられた時に自ずと決まって来ることと思います。
〈脂肪肝、高脂血症、高尿酸血症の病態は論点ではないと考え割愛さぜて頂ました。)
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■プロフィール石丸裕高■1951年6月27日富山県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。英語講師として河合塾予備校に在勤中にワンブレインに出会う。ワンブレイン全脳システムを日本に普及させた第一人者。現ワンブレインジャパン代表。4月10日
「全脳への道」(たま出版)及びビテオ「全脳への道」(BAB出版)を出版。4月20日に名古屋で出版記念パーティが開かれる。
ストレスを解消するには、右脳と左脳を統合する必要があります。右脳につながっているのは左半身で、左脳につながっているのは右半身だから、身体の左右のアンバランスを解消することがストレス解消となります。
自分の姿勢を観察して、少し左右の違いに気づいてみて下さい。足や手の長さの違い、開き具合の違い、痛みやかゆみのある箇所をチェックして下さい。肩の高さや顔の左右の違いをチェックして下さい。
ストレスがある時は必ず、身体に信号が出ています。
ONE BRAIN全脳システムではその意味を正碓に解読しました。例えば女性の右肩に痛みや凝りがあれば男性への恨みである可能性が高いのです。ひざやひじは恐怖です。自信を持ちたいのだけれど持てない状態にあるのです。詳しくは4月10日に発売される「前脳への道」(たま出版)をお読み下さい。
さて今回は、左脳と右脳のアンバランスをとる技術を紹介しましょう。目を使った簡単なエクササイズです。
すぐ実行してみて下さい。
@両目を使って、X描くように動かします。(10〜20回)
A次に両目を使って、上下に||を描くように動かします。(1O〜20回)
Bもう一度@に戻って、両目を使って、X描くように動かします。(10〜20回)
これが終わってからもう一度、自分の姿勢や精神状態をチェックしてみて下さい。少なからず変化が見られるはずです。
もっとダイナミックに実感したい方は、以下のエクサイズを行って下さい。運動不足解消になるだけでなく、右脳開発に役立ちます。
@立った姿勢で、左足の膝を上げて右手で左足の膝を叩きます。次に右足の膝をあげて左手で右足の膝を叩きます。それを交互に繰り返します。その時に右脳に響かせるようにハミングするとより効果的です。(10〜20回)
A次に左足の膝を上げると同時に右手を上げます。さらに右足の膝を上げると同時に左手を上げます。それを交互に繰り返します。(10〜20回)
Bもう一度@に戻って、同じことを繰り返します。(10〜20回)
@とBでは左右の脳の統合をはかるエクササイズで、Aは左右の脳を切り離すワークなのです。一旦切り離してから統合すると、効果的だと分かったのです。是非試してみて下さい。
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岡部明美 当振興会会員、癌患者さんの自然治癒力を高めるワークショップ「リトリート」主宰
『ホリスティック医学に学んだこと』
もし私が、ホリスティック医学に出会っていなかったら、私は今この世に存在していなかったかもしれません。私にとって、ホリスティック医学は、生き直しへの気づきを与えてくれるものでした。
自分の人生観や世界観が変わるほど、ものの見方、考え方が変わりました。そしてまさに、この「意識の変容」こそが、ガン自然治癒への鍵だったのだと、今では思えるのです。意識が変われば、行動が変わり、習慣が変わり、結果的に生き方が変わります。
ガンは突然降ってわいた災難ではないこと、今までの生活習慣や生き方を続ける限り、天寿はまっとうできませんよ、という警告であることを学んだのです。そして、体というのは、それこそいのちがけで自分を守り、生かす「知恵の宝庫」であることを知りました。
最初は、自分を殺すために現れたと思い憎んだガンという病気に対して、こんなメッセージが書けたのも、ホリスティック医学に出会えたからです。
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《病気》
あなたが、自分の心とからだを痛めつけるような生き方をしているとき
不自然な生活習慣をやめないとき こころが葛藤で苦しんでいるとき
からだは、病気という手段を使って あなたのいのちを救おうとする
それは悲しいほど正確ないのちのシステム
病気は 大自然のいのちのリズムや
自然なままのあなたの姿から遠く生きていることへの警告
からだがあなたを生かすために投げかけた命綱
びょうきは どこまでもどこまでもあなたのいのちを守ろうとする あたたかないのちのシステム
【「もどっておいで私の元気!」善文社より】 |
ガン患者さんのワークショップに参加された方に、こう伝えています。『私たちは皆、生まれた瞬間から“残された生"を生きているのです。ガン患者さんばかりが、残りの人生の長きを数えますが、今生きている人は皆残された人生を生きているのです。
この部屋に今いる人で100年後に生きている人は一人もいないのです。死をみちづれにした生しかないのですから。私も最初はそうでしたが、ガン患者さんは、どうやったらガンを克服できるのかという方法論、ハウヅーばかりを求めます。しかし、自分の存在に対する深いところでの信頼感ががない限り、権威者の発言や新しい情報に振り回されるだけです。
なによりも犬切なのは、自分の感性や体の感覚や直感を取り戻すことです。そうしないと、本当に自分に合う治療法や医師に出会うことさえ出来ません。そして、自分の「体の叫び」を聞き「病と対話」してみること。
私たちの体の中にある『自然治癒カ』という医者をヤブ医者にするのも、名医にするのも自分次第なのです。私は、病気を治す以上に大切なのは、自分が本当に生きたかった人生を選び直すことではないかと思います。いろんなことがあったけれど、いい人生だったと言える生き方の選び直しができること、ガンという病気のすごさはそんな、人の生き方を根本的に変容させる力をもっていることだと思います。
そしてまさに、そこにこそ「治癒系のスイッチ」があり、そのポタンが押されたときに、体は自らの設計図を治癒に向かう仕組みに変えていくのだと思うのです。
このメッセージこそ、ホリスティック医学で私が学んだことです。私自身が体験し、気づいたことを、今ガンに苦しんでいる人達に伝え、体験していただく場所が作りたい、それが病が私にくれた贈り物だと思い、ガン患者さんの癒しと気づきのワークショップを始めました。私の生き直しの仕事はこうして始まったのです。
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BOOKS◆岡部明美さんが薦める本のご紹介
★「奇跡的治癒とは何か」(バーニー・S・スーグル 日本教文社)
★「クオンタムヒーリング」(デイーバック・チョブラ 春秋社)
★「からだの知恵に聴く」(アーサー・フランク日本教文社)
★「癒す心治るカ」(アンドルー・ワイル 角川書店)
★「いのちの輝き」ロバート・C・フルフォード 翔泳社)
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1974年、大学を卒業し国立名古屋病院へ研修医として勤務しましたが、そこで1年先輩として恒川洋先生が研修されていました。
先生は消化器病に興味を持たれ、最新の治療や検査方法を取り入れては、後輩医師の指導に全カを注がれていました。よく冗談を言いながら指導されるので、恒川先生の周りでは楽しさが絶えることはありませんでした。
又、スポーツ好きな先生で、野球やスキー等もよく一緒にやりました。2年間の研修医生活を通して、恒川先生は、何事に対してもハッキリ意見を述べられるし、行動カは人一倍ある人だと感じました。
その後15年程が過ぎたある日、名古星で開催されたハリ医学研究会に出席した時に、偶然にも恒川先生にお会いしました。研修医時代に最先端の医療を勉強されていた恒川先生が3000年以上も歴史のあるハリに興味を持たれたのかと思うとびっくりしました。その会終了後、喫茶店へ行き恒川先生からいろいろな話を聞かせていただきました。
「今は、ホリスティック医学に興味があり、東海地方でホリスティック的な会を作りたい」と言われ、先生の考えられていたプランを説明されました。その後まもなくして、現在の東海ホリスティック医学振興会が発足しました。
恒川先生がホリスティック的な考え方を持っようになられたきっかけは、次のような事があったからだそうです。
「62才男性でスキルス型の胃癌患者さんがいて、その人は手術不可能な状態でした。時々消化管出血を来たしては貧血がひどくなり全身状態が悪化しました。その時に当時研究していたレーザー光線で治療すると、症状は改善するのでレーザー光線による治療法に、むしろ誇りさえ感じていました」
ところが、その患者さんが死亡されてから奥さんが恒川先生に挨拶に来られ、このように言われたそうです。「主人は、レーザー治療は苦しいので、やってほしくなかったと言っていました」
今まで医者の立場から良いと思っていたレーザー治療が、患者さんにとっては苦痛のみであったと知り愕然としたそうです。
「だれの為の医療なのか、医療とは何か等いろいろ考えさせられました。医者は医療のしくみの中で治療をしているため、人間の尊厳など真剣に考えていなかったことに気付き、医者は、もっと患者さんの立場になって考えねばならないと思うようになりました。いわゆるインフォームド・コンセントがいかに大切かということを感じました」
ホリスティック的な医療を進めて行くにはいろいろなネットワークが必要だと思います。そのネットワーク作りに先生は、なくてはならない存在です。21世紀に向って、当振興会発展の為、恒川先生の知識と行動力に期待いたします。(理事・上島久)
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担当:田中和子理事 小島規子先生
於:恒川消化器クリニック多目的ルーム5F
日時:毎週月曜日
15:30〜17:00・水曜日13:30〜15:00
ヨーガの特色は、ヨーガについて何ひとつ知らないのに、ヨーガが全般的な啓発をもたらしてくれそうに漠然と感じられることでしょう。実際、心身ともに緊張が除かれ、それらが柔軟に活発に働くようになって、以前にはぼんやりしていた意識がはっきりしてきます。
ヨーガは医学であり哲学です。心と脳と体に新鮮な刺激を与え生き方を力強く明朗'に変えます。これは同時にやすらいだ心と内臓を作る刺激でもあります。
ヨーガには八部門に分けた実習上の指針がありますが、日常の生活方法から体位法・呼吸法そして瞑想の完成まで、とても綿密に組み立てられていて、ヨーガが人の生き方をまるごと扱っていることをはっきりと示します。
実際行う体位法や呼吸法はけっして難しいものではありません。ヨーガは全ての人に解放されているからです。ヨーガの体位法は伝統的なものだけで約100。変型を加えれぱ300を越えるといわれます。これらの体位法を行うことによって得られた肉体の柔軟さと強さは、心の柔軟牲と意思力の強さにつながっていきます。
私たち健康ヨーガ教室の仲間は、心身に新鮮な刺激を与えつつ生命の質を高め、手にした健籏を土台に周囲に有益な自分でいられるよう、和やかに努力を重ねています。つまり人の生き方を応援するのがヨーガだからです。
長い息は長生きに通じるといいます。これこそヨーガの極意!!探しにいらっしゃいませんか。
(ヨーガ倶楽部『マハーン・パドマ』主宰・田中和子)

講師:辛松峰理事 於:垣川消化器クリニック多目的ルーム5F(小ル一ム)毎週火曜日13:OO〜16:00(1人30分)
気功点穴療法は気功療法と点穴1療法を組み合わせた療法です。気功に対して、杜会では、いろいろな混乱がありますが、客観的に科学的に真実的に評価してほしいです。
一言で言えば、気功とは気の功です。気は古代中国の思想観で、日本でも、その認識を保留しつつあります。気は物を発生して、発展して、変化する動力です。それに物体の気と精神、意識の気も分けられています。功は時間を積み重ねて、一定の方法に従って、工夫することなのです。
気の意味と方法により、気功の内容が異なります。内気功と外気功もあります。自己訓練の養生気功は内気功に相当し、他者から受ける、または他者へ発動する方法は外気功に相当します。気功点穴療法は外気功の一種です。
点穴療法は一般的に指または、掌で体の“穴"という場所を短発・多発又は適切に連続的なリズムで振動させたり、叩いたりする方法です。人間本来のさまざまな自然治癒力を高め、病状を解消できます。これは指圧、按摩などの方法とは異なり、また、針や灸などの道具も使わなくて、安全で有効な療法です。
よく使われる点穴法:一指(一指禅)点穴法、三指点穴法、梅花五指点穴法、源流点穴法、逐波点穴法、指掌点穴法・平掌点穴法、両手点穴法など・…また、病状により、点穴法も違います。気功点穴法は免疫機能、新陳代謝、神経、血管疾病、筋肉、運動疾病などの幅広い病状に適しています。
気功点穴療法の実例をあげてみましょう。ある腸癌の患者、手術して、激痛がのこり、気功点穴療法の施術後、瞬時に痛みが緩和して、本人は驚き、涙が出るほど感動されました。また、ある骨粗鬆症の方、三回目施術して長年頼っているコルセットをつけることも忘れて帰りました。後に大笑いと喜びが何年ぶりにあったといいました。
(有限会社 国際中医総合研究所所長・辛松峰)
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ホリスティック・トークは、月に一回、第4火曜日に開かれています。毎回、恒川先生を中心に様々なメンバーが集い、『自己治癒カを高めるには?』をキーワードに、病気に関することや、様々な健康法などについて語り合う会です。
参加者の中には、自らが癌に侵され、それを克服しようとしている人や、身内に癌の患者さんを泡えている家族の方など、本当にいろいろな立場の人がいます。
毎回、その参加者によって、“場"の雰囲気が変わり、時には、医療に関する情報交換の場となったり、病をわすらっている人同士が共感し合って、感情のやり取りの場となったりした事もありました。そういう意味では、一つの、「癒し合いの場」とも言えるのではないでしようか。
何よりも私が楽しみにしていることは、人との新しい出会いです。今までにも、健康に関してのアドバイスを受けたり民間療法を教えてもらったり、とても参考になっています。
皆さんもぜひ一度、参加されてみてはいかがでしょうか?一(会員・佐枝久美子)
事務局便り
日差しも日毎に暖かさを増し、心の浮き立つ頃となりました。穏やかな陽気に朝なかなか起きれない方や、花粉症にお困りの方もみえると思いますが、どのように春を感じているのでしょうか。
あちらこちらに、新しくオープンしたお店ができたり、新しく学生や杜会人になられた方などを見かける様になりました。春は新しい事を始めるのには、ヒッタリの季節ではないでしょうか。
私も今回のHOLOS通信から編集スタッフをさせて頂く事になりました。本当に初めての事ほかりで、至らない点があるかとは思いますが、精一杯がんばりますので、今後とも宜しくお願い致します。(木村)
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